公開日:2013/10/07 最終更新日:2013/10/07

JVNVU#98766232
McAfee Agent にサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

McAfee Agent には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • McAfee Agent 4.5 Patch 3 およびそれ以前
  • McAfee Agent 4.6 Patch 3 およびそれ以前

詳細情報

McAfee Agent に含まれる FrameworkService.exe には、サービス運用妨害 (DoS) (CWE-400: Resource Exhaustion) の脆弱性が存在します。

想定される影響

遠隔の第三者によって、当該製品に対してサービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受ける可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

ワークアラウンドを実施する
以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

  • McAfee Agent ポリシーにて ”ePOサーバーからの接続のみを使用する” を有効にする

参考情報

  1. CERT/CC Vulnerability Note VU#613886
    McAfee Managed Agent contains a denial-of-service (DoS) vulnerability

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2013.10.07における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 ユーザが何もしなくても脆弱性が攻撃される可能性がある
攻撃の難易度 ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要
  • 中 - 高

各項目の詳しい説明

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2013-3627
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