Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

架空請求には冷静な対応を - 警察庁が注意喚起

警察庁は、「架空請求」および「不当請求」に関する相談が多数寄せられているとして、注意を喚起するとともに、対処法などをホームページに掲載した。

架空請求とは、利用していないにもかかわらず、何らかの有料ホームページを利用したかのような文言のメールを送りつけて金銭を振り込ませようとするもの。対して不当請求とは、利用料金などについて明確な説明をせずにクリックを促して「契約完了」とし、登録料金や利用料金を請求するもの。

このような請求に対して同庁では、送信元へ問い合わせしないよう求めている。相手側にこちらの電話番号、メールアドレス、住所、氏名などの情報を与えてしまうと、それを悪用して恐喝されたり、繰り返し同様の請求を受けたりする場合があるという。

また、請求されても慌ててすぐ支払わず、内容をよく確認して冷静に判断し、メールやホームページのアドレスといった証拠を保存するよう求めている。さらに自分で判断できない場合、または金銭を支払ってしまった場合には、各種相談窓口を利用するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2005/02/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
MS、3月の月例更新で「Exchange Server」に生じた不具合に対応
「東京ガス」装うフィッシング - 「対応しないと供給停止」と不安煽る
NETGEARの一部ルータに認証バイパスの脆弱性 - 早急に更新を
「Docker」で「IPv6」の無効化が反映されない脆弱性 - アップデートで修正
重度心身障害者の助成金請求書類を紛失、支給に影響なし - さいたま市
光学メーカーのHOYA、生産供給体制が概ね復旧 - 情報流出の影響を調査
「PAN-OS」更新後の再起動前に調査用ファイル取得を
分散型グラフデータベース「Apache HugeGraph」に深刻な脆弱性
露APT28のマルウェア「GooseEgg」が見つかる - 2019年4月よりゼロデイ攻撃を展開か