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ビザとJCBが個人情報保護で提携 - 業界標準化を推進

ビザ・インターナショナルとジェーシービーは、カード会員のアカウント情報や取引情報の保護を目指し、提携すると発表した。両社は、国内でデータセキュリティ基準の導入を推進する。

同基準は、Visaのアカウント情報セキュリティプログラムに基づくもので、カード会員情報の不正な開示や改ざんを防ぐことを目的として設計されているという。

カード会員情報を保護するために国際基準に沿った最低限のセキュリティのレベルを定められているほか、カード発行会社、加盟店、プロセッサが自社のセキュリティ水準を国際基準に照らして評価するための共通のベンチマークも規定している。

カード発行会社、加盟店、プロセッサは、12のハイレベルに規定されている基準に従ってVISAやJCBカード会員のアカウント情報や取引情報を処理、保管、送信することが必要で、基準を遵守することにより、カード会員情報をより安全に保護し、セキュリティ対策を維持、強化することができるようになるとしている。

(Security NEXT - 2005/02/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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