Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

リコー、暗号化機能を搭載したCD-Rを発売

リコーは、暗号化および復号化ソフトを搭載したハイブリッドCD-R「CryptDisc」を3月14日より発売する。初回導入時に利用する「CryptDisc鍵発行ソフトウェア」が3150円。通常のデータのやり取りに利用「CryptDisc」は、50枚パックが10万3950円、500枚パックが88万2000円。

同製品は、記録可能なCD-RとCD-ROMを組み合わせたハイブリッドCD-R。CD-ROM部分に暗号化ソフトと復号化ソフトを搭載した。搭載したC4CS暗号モジュールは、セキュリティ要件の規格であるFIPS(連邦情報処理規格)140-2の認定を受けている。同社によれば、ソフトウェア製品として日本で初めてだという。

暗号化を行う鍵そのものをさらに暗号化するという暗号の二重化や、復号化するための鍵とディスクを別々に管理することにより、紛失といった場合にも情報漏洩を防げる。また、独自のコピーガード機能により、複製による不正なデータ配布や改ざんを防止できる。

(Security NEXT - 2005/03/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも
先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
Apple、「iOS」「iPadOS」のセキュリティアップデートを公開
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
応募QRコードから応募者の個人情報が閲覧可能に - アトレチコ鈴鹿
特別支援学校で生徒の個人情報含む動画を誤公開 - 埼玉県
USBメモリを紛失、暗号化済みだがPW貼付 - NEXCO西日本
送信した表計算ファイルの非表示部分に無関係の個人情報 - 朝日新聞