Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大阪市交通局が個人情報流出事件で調査報告 - 「情報の拡散進んでいない」

大阪市交通局の業務情報がファイル交換ソフトを通じて流出した問題で、同局は調査内容を公表した。

同局職員の私有パソコンにインストールされたファイル交換ソフトを通じて、顧客情報305件をはじめとする業務関連情報などが流出したもの。12月6日に判明し翌7日に公表していた。流出したファイルは、地下鉄構内で発生した痴漢や転倒など、事件や事故の報告書で、氏名、住所、電話番号など個人情報が含まれていた。

同局では、流出判明後に実施した調査で、流出先は数件に留まり、情報の拡散も進行していないことを確認したという。今後も必要に応じて、流出状況の調査を行うとしている。

(Security NEXT - 2007/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
認可保育所に無関係の副食費免除対象者情報を誤送信 - 青梅市
市内小学校で児童指導要録抄本が所在不明に - 川崎市
被災労働者の個人情報含むファイルをメール誤送信 - 労働基準監督署
ウェブサーバが迷惑メール送信の踏み台に - タカラベルモント
「JVN iPedia」登録、前四半期から4割減 - 累計20万件を突破
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正