Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

振替口座情報約29万件含むメモリが盗難 - 日本郵政公社

日本郵政公社は、職員が埼玉県草加市内で車上荒らしに遭い、顧客の郵便振替口座情報約29万件が記録されたUSBメモリが盗まれたと発表した。その後千葉県内で拾得され、回収したという。

被害に遭ったメモリには、口座加入者の氏名、住所、口座番号、口座開設日などを含む郵便振替口座情報約29万件、およびカナ氏名や口座番号など通常貯金のデータ31件が記録されていた。

同社によれば、東京貯金事務センターの職員が1月31日に盗難に遭ったもので、職員は2月4日になって盗難物に同メモリが含まれていることに気付いたという。顧客データの持ち出しは禁止されており、発覚後も同職員はメモリの盗難について、職場に報告していなかったという。

その後21日に、千葉県内で拾得したとの連絡があり、直接訪問して回収した。同社では顧客情報の持ち出しを禁止する内部規定が守られていなかったとして、管理の強化に努めるとしている。

(Security NEXT - 2007/02/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メール誤送信でファンクラブ会員のメアド流出 - クリアソン新宿
新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
サイトで閲覧障害、影響や詳細を調査 - メディキット
緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany
スポーツ用品販売のヒマラヤ公式Xが乗っ取り被害 - なりすましDMに注意
UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
カンファレンスイベント「CODE BLUE 2024」、講演者募集を開始
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施