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対馬市の個人情報漏洩、その後の調査で1412人分に

対馬市の個人情報が再委託先からWinnyネットワーク上へ流出した問題で、当初1132人分の流出が確認されていたが、あらたに280人分の漏洩が判明し、1412人分にのぼることがわかった。

今回の流出事故は、2003年の6町合併により同市へ移行する際、業務委託先へ委託した住民の情報が漏洩したもの。業務委託したBCCの再委託先である山口電子計算センターの従業員が自宅へ持ち帰り、ウイルス感染によりWinny上へファイルが流出した。

流出が確認されているのは、当初より判明し、長崎県などに報告していた厳原町、美津島町、峰町、上県町、上対馬町における公営住宅の保証人に関する1132人分のほか、その後の調査により旧峰町及び上県町における公営住宅入居人の氏名や住所など152人分や、氏名や住所、生年月日を含む63世帯128人分の住民記録などの流出が判明。同市では、個人情報が流出した市民に対して謝罪状を送付、謝罪するという。

(Security NEXT - 2007/05/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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