Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

トレンドマイクロのサイトが改ざん被害 - 閲覧でウイルス感染のおそれ

トレンドマイクロは、同社ウェブサイトで提供しているウイルス情報ページの一部が、改ざん被害に遭ったと発表した。問題のページを閲覧した場合、ウイルス感染のおそれがあるという。

同社によれば、3月11日19時ごろに改ざんされたもので、3月12日11時30分に問題のページを閉鎖。改ざんされたページは、日本語サイトと英語サイトあわせて32ページにのぼり、期間中に閲覧した場合、ウイルス「JS_DLOADER.TZE」がダウンロードされ、感染する可能性がある。

同社では、閲覧した利用者に対し、最新のウイルス対策ソフトや同社オンラインスキャンでウイルスに感染していないかチェックするよう呼びかけている。また同社製品のユーザーについては、3月10日に同ウイルスへ対応しており、最新のパターンファイルを適用していれば、感染のおそれはないと説明している。

(Security NEXT - 2008/03/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正
水道メーター取替業務の一部伝票が所在不明に - 門真市
メアド記載のメールを複数団体に送信、メール再利用で - 佐賀県
「Firefox 125.0.1」をリリース、脆弱性15件を修正
再委託先における2023年2月のランサム被害を公表 - 国交省
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ