公開日:2017/04/11 最終更新日:2017/04/11

JVN#82019695
ASSETBASE におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

ASSETBASEには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • ASSETBASE Ver.8.0 およびそれ以前

詳細情報

株式会社内田洋行が提供する ASSETBASE は、IT 資産管理ツールです。ASSETBASE には、クロスサイトスクリプティング (CWE-79) の脆弱性が存在します。

想定される影響

当該製品に管理者としてログインしているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

ワークアラウンドを実施する
対策版を適用するまでの間、次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

  • 当該製品にログインした状態で不審なリンクをクリックしない
  • 作業終了後はすみやかに当該製品からログアウトする

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
株式会社内田洋行 該当製品あり 2017/04/11 株式会社内田洋行 の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N
基本値: 6.1
CVSS v2 AV:N/AC:H/Au:N/C:N/I:P/A:N
基本値: 2.6

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 京都大学 山崎啓太郎 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2017-2134
JVN iPedia JVNDB-2017-000054