JVNVU#95749024
MatrixSSL に複数の脆弱性
MatrixSSL には、複数の脆弱性が存在します。
- MatrixSSL version 3.8.5 およびそれ以前
MatrixSSL には、次の複数の脆弱性が存在します。
ヒープベースのバッファオーバーフロー (CWE-122) - CVE-2016-6890
X.509 証明書の Subject Alt Name フィールドが適切にパースされないため、細工された証明書を処理した際にバッファオーバーフローが引き起こされ、任意のコードが実行される可能性があります。
バッファエラー (CWE-119) - CVE-2016-6891
ASN.1 Bit Field が適切にパースされないため、細工された証明書を処理した際、メモリバッファの領域外読込みにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態が引き起こされる可能性があります。
ヒープ領域の不適切な解放 (CWE-590) - CVE-2016-6892
x509FreeExtensions()
関数で X.509 証明書が適切にパースされないため、細工された証明書を処理した際、ヒープ領域の不適切な解放により、サービス運用妨害 (DoS) 状態が引き起こされる可能性があります。
詳しくは、開発者が提供する情報や発見者のブログをご確認ください。
細工された X.509 証明書を処理することで、サーバ上で任意のコードを実行されたり、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受けたりする可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
開発者は本脆弱性を修正した MatrixSSL version 3.8.6 をリリースしています。
なお、MatrixSSL を組み込んだ製品の開発者は、本脆弱性の修正を反映したファームウェアアップデートを作成する必要があります。
詳しくは、開発者が提供する情報をご確認ください。
ベンダ | ステータス | ステータス 最終更新日 |
ベンダの告知ページ |
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BizMobile株式会社 | 該当製品無し | 2016/11/14 | BizMobile株式会社 の告知ページ |
ベンダ | リンク |
INSIDE Secure | MatrixSSL 3.8.6 |
MatrixSSL Release Notes -- Changes in 3.8.6 |
分析結果のコメント
この CVSS は CVE-2016-6890 について評価したものです。
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2016-6890 |
CVE-2016-6891 |
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CVE-2016-6892 |
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JVN iPedia |
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- 2016/11/14
- BizMobile株式会社のベンダステータスが更新されました