Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日本郵政公社、本人確認機能を強化したICカードを発行 - 生体認証も

日本郵政公社は、生体認証(バイオメトリクス)による本人確認機能を付加したICキャッシュカードの発行を、2006年10月から開始する予定だと発表した。

キャッシュカード偽造の防止やセキュリティ対策強化のため、偽造、不正読み取りが困難なICキャッシュカードを発行する。本人確認の方法は、「暗証番号」および「指静脈認証」を採用している。指静脈認証は選択制のため、「指静脈データ」の登録を希望する利用者は、発行されたICカードを郵便局の窓口に提出し、ICチップに登録処理を行う。

ICカードの発行、および既存カードからの切り替え手数料は無料となる予定。また、同カードを導入していない提携先ATMでの利用、およびデビットカードとしての利用も可能にするための「磁気ストライプ」を貼付するとしている。

(Security NEXT - 2005/03/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Oracle、「Java SE」に関する脆弱性13件を修正
Oracle、四半期定例パッチを公開 - のべ441件の脆弱性に対応
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
メール誤送信で横断幕掲示応募者のメアド流出 - 飯塚オートレース場
WordPress向けプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
小学校で保護者や教職員の口座番号含むUSBメモリを紛失 - 東村山市
従業員メルアカに不正アクセス、スパム踏み台に - 組込機器メーカー