Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

パソコン関連製品小売店の顧客情報がネット上へ流出

パソコン工房やTWOTOP、FAITHなどパソコン関連製品の小売店を展開するアロシステムと子会社のエムヴィケーは、顧客の個人情報がインターネット上へ流出したと発表した。

流出が確認されたのは、2003年6月から2005年4月にかけて両社を利用した顧客の情報を記録したデータ。ファイル交換ソフトを通じて流出したもので、氏名や住所、電話番号、ファックス番号、メールアドレス、会社名など個人情報が含まれる。以前同社が、コールセンター業務を委託していた事業者の元従業員から流出した可能性が高いという。

同社では、9月12日に流出を確認し、現在も調査を進めている。不正に利用されたといった報告はないという。同社では関連する顧客に対して、謝罪のメールを送付。今後は、流出した経緯や流出経路が判明次第、流出内容の詳細や今後の対応について公表する予定。

(Security NEXT - 2007/09/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

メール誤送信で横断幕掲示応募者のメアド流出 - 飯塚オートレース場
WordPress向けプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
小学校で保護者や教職員の口座番号含むUSBメモリを紛失 - 東村山市
従業員メルアカに不正アクセス、スパム踏み台に - 組込機器メーカー
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
AIシステムの安全な実装運用に向けたガイダンスを公開 - 米政府ら
検索用目録と誤って個人情報含むファイルを誤公開 - 新潟県