GREおよびMPPEパケットの受信処理の脆弱性

GREおよびMPPEパケットの受信処理の脆弱性のため、遠隔の攻撃者によりSEILが再起動させられる可能性があります。

報告日

2014/12/01

SEILシリーズの該当状況

以下のバージョンにおいて影響を受けます。

機種 バージョン
SEIL/x86 Fuji 1.00 ~ 3.22
SEIL/X1 1.00 ~ 4.62
SEIL/X2 1.00 ~ 4.62
SEIL/B1 1.00 ~ 4.62
SEIL/Turbo 1.82 ~ 2.18
SEIL/Plus 1.82 ~ 2.18

SEILシリーズへの影響内容

PPPAC機能およびダイアルアップネットワーク機能のPPPパケットの受信処理において、偽装されたGRE(Generic Routing Encapsulation)パケットまたはMPPE(Micrososft Point-to-Point Encryption)パケットを受信することにより、本機が再起動してしまう場合があります。

SEILシリーズにおける対応

本脆弱性を修正したファームウェアをリリースしました。

下記のバージョン以降への早急な変更を推奨します。

機種 バージョン
SEIL/x86 Fuji 3.23
SEIL/X1 4.63
SEIL/X2 4.63
SEIL/B1 4.63
SEIL/Turbo 2.19
SEIL/Plus 2.19

設定による回避

なし

関連情報

  1. Common Vulnerabilities and Exposures (CVE) CVE-2014-7256

  2. Japan Vulnerability Notes JVNVU#04895240

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