【注意喚起】弊社製品の脆弱性(CVE-2019-9489)を悪用した攻撃を複数確認したことによる最新修正プログラム適用のお願い



[公開日時:2019/9/10 (火) 10:00]


ウイルスバスター コーポレートエディション(以下、ウイルスバスター Corp.)において、2019年4月4日に情報を公開させていただいたディレクトリトラバーサルの脆弱性(CVE-2019-9489)を悪用した攻撃事例が確認されています。ご使用のバージョンをご確認頂き、最新の修正プログラムの適用をお願いします。



■攻撃事例における影響、被害について

ディレクトリトラバーサルの脆弱性を利用することで、攻撃者はウイルスバスター Corp. サーバ、もしくはウイルスバスター ビジネスセキュリティ(以下、ビジネスセキュリティ)サーバの任意のファイルを変更することができます。その結果、管理コンソールへ管理者権限でログオンできてしまい、検索設定など任意の設定を変更されてしまう恐れがあります。


■対象製品およびバージョン

製品バージョン対象ビルド
ウイルスバスター Corp. XG SP1 ビルド 5338未満
XG ビルド 1933未満
11.0 ビルド 6598未満
ビジネスセキュリティ10.0ビルド 1531未満
9.5 ビルド 1487未満
9.0 ビルド 4394未満

※ウイルスバスター Corp.およびビジネスセキュリティ以外の製品では影響ありません。


■ご使用製品のバージョン確認方法

対象バージョンに該当するか確認するには、下記FAQの確認方法でご確認をお願いします。



■影響有無についての確認方法

お客さまにて管理いただいているウイルスバスター Corp.サーバまたはビジネスセキュリティサーバの管理コンソールへログインいただき、検索設定などの各種設定が無効化されていないか今一度ご確認ください。


■対応方法

対象バージョンに該当する場合、最新の修正プログラムの適用をお願いします。適用方法については下記の各リンク先にある製品Q&Aをご確認ください。

製品バージョン最新の修正プログラム
ウイルスバスター Corp. XG SP1 Critical Patch 5383
XG Critical Patch 1952
11.0 Critical Patch 6631
ビジネスセキュリティ10.0 Service Pack 1
9.5 Critical Patch (build 1487)
9.0 Service Pack 3用 Critical Patch (build 4394)

■製品サポート情報

ご不明な点がございましたら、弊社サポートセンターまでお問合せください。
お問合せ方法については、こちらをご確認ください。


今後とも弊社製品をご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申しあげます。